漫画「進撃の巨人」のエレンが憧れた外の世界へ―アイスランドの「炎の水」の島で火山博物館の展示を読み解く

こんばんは。今日も私の記事を読んでくださりありがとうございます。

 

私はこれまで、漫画というものをあまり読んだことがありませんが、「進撃の巨人」はそんな私にとって、数少ない大好きな漫画の1つです。同作の最も大きな見所は、どんな過酷な環境にあっても、自分の道を切り開いていこうとする、主人公エレンの強い意志にあると言えます。

 

中でも、壁の外の世界に対するエレンの強い想い、まだ見たことのない光景を見てみたいという想いは、旅行や仕事で海外に関わりを持つ多くの人にとって、大きな共感を呼ぶところではないでしょうか。

 

さて、エレンやアルミンが強く憧れ、作中の壁内世界にはないものとされる、「炎の水=火山」や「氷の大地=氷河」は、日本でも殆ど見られない光景です。そこで今回は、エレンやアルミンと同じ憧れを少しでも抱いて頂けるように、アイスランドのヴェストマン諸島にある火山島にて、「炎の水=火山」の脅威を読み解く記事を、火山博物館の展示を紹介しながら書かせて頂きます。

 

 

火山という名の「超大型巨人」に破壊された「シガンシナ区」の住居

 

国名が示す通り「氷の国」のイメージが強いアイスランドですが、プレート同士がぶつかり合い、地殻変動が盛んなこの国は紛れもない火山大国であり、ヴェストマン諸島はアイスランドを代表する火山列島と言えます。

 

そして、ヴェストマン諸島で最大かつ、唯一人間が生活する町があるヘイマエイ島では、島の人たちは同島に「超大型巨人」のごとく君臨する2つの活火山の脅威に絶えず晒されており、1973年1月には実際に「現代のポンペイ」と呼ばれる大規模な噴火に見舞われ、溶岩に飲み込まれた島の町は「シガンシナ区」のごとく壊滅状態となりました。

 

現在は完全に復興した同島ですが、島の火山博物館には、破壊された当時の住居がそのまま保存されて残されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

破壊された住居内にはまるで、「シガンシナ区奪還戦」で超大型巨人が炎をばらまいて再び町を燃やした時のように、火山灰が大量に残されています。

 

博物館の外にもまた、溶岩に破壊された別の住居が1軒残されています。

 

 

「シガンシナ区」に「炎の水」を巻き散らす「超大型巨人」

 

火山博物館には、大規模な噴火の光景が、写真や映像で多数残されています。

 

 

 

 

 

 

 

この光景はさながら、エレンたち調査兵団が超大型巨人や鎧の巨人、獣の巨人らと死闘を繰り広げた「シガンシナ区奪還戦」の際に、「炎の水」を「シガンシナ区」のそこら中に巻き散らしていた「超大型巨人」のようです。

 

噴火後の、火山灰で覆い尽くされた直後の町の様子も記録に残されています。

 

 

 

エレンやアルミンが憧れていた「炎の水」が、ヘイマエイ島やアイスランドでは「超大型巨人」並みの脅威を人々に与えていることが多数の写真や映像から読み取れます。

 

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「立体機動装置」ではなく飛行機や船で脱出する人々

 

「進撃の巨人」でシガンシナ区やトロスト区が初めて巨人たちに襲われた時には、兵士たちが立体機動装置を使って住民を避難させる場面がありましたが、このヘイマエイ島が火山噴火に見舞われた際には、全島民が飛行機や船で脱出しました。

 

当時、アイスランドはイギリスとの間でタラ戦争を繰り広げていましたが、アイスランドの沿岸警備隊はイギリスとの紛争を一旦中断し、島民の救助活動に尽力しました。

 

 

「超大型巨人」との闘いと「シガンシナ区」の復興

 

救助活動や脱出と並行して、島の経済及びアイスランド経済の生命線である漁港を守るため、そして島の復興のため、島民たちの闘いが始まりました。

 

闘いはまず、溶岩を冷却して流れを止め、漁港を溶岩から守ることから始まりました。

 

この闘いはまるで、高温高圧の「炎の水」を巻き散らす「超大型巨人」を消耗させる「シガンシナ区奪還戦」のごとく、とてつもない時間と忍耐が必要なものでした。

 

そして半年後の1973年7月になって、ようやく「超大型巨人=火山」の活動が沈静して「炎の水=溶岩」も冷却されて動きが完全に止まり、「シガンシナ区」の復興作業が始まりました。

 

 

 

 

 

漁港を守り復興に向けた闘いに従事したのは、立体機動装置や雷槍で武装した調査兵団ではなく、武器を全く持たない丸腰の島民たちでした。

 

 

「進撃の巨人」の人類と巨人は共存できるか―「炎の水」のヘイマエイ島の火山博物館の記録から

 

「進撃の巨人」のエレンやアルミンが強い憧れを持っている「炎の水」。しかし、実際に火山の下で暮らすヘイマエイ島の人々にとっては、火山と「炎の水=溶岩」は「超大型巨人」なみの脅威そのものでした。

 

それでもヘイマエイ島には、火山の脅威に立ち向かい、火山とともに暮らす町の人たちの姿がありました。それはさながら、「超大型巨人」の下で人々が暮らす「シガンシナ区」を想起させるものでした。

 

 

 

「進撃の巨人」の最新刊で、世界中の人類から激しい憎悪と敵意を向けられていることが明らかになったエレン達「ユミルの民」。果たして「進撃の巨人」で人類と巨人の関係、エレン達の命運はどうなっていくのか、そしてエレンやアルミンは、憧れ続けている「炎の水」や「氷の大地」を目にすることができるのか。

 

エレンやアルミンの憧れの地である「炎の水」の島の光景、火山の脅威に立ち向かった島の人たちの闘いの記録を脳裏に焼き付けつつ、進撃の巨人の今後の動向と結末を、大きな期待を持って見届けていきたいと思います。

 

 

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火山博物館の各種情報

 

入場料

 

グループツアーの参加者であればkr1900。グループツアーに未参加の一般客の成人であればkr2400になります。シニアや未成年の入場料は火山博物館ホームページでご確認を。

 

 

開園時間

 

博物館の開放時間は11時~18時。ただし島内のグループツアーの参加者が優先的に案内されるため、グループツアーに参加していない方だとなかなか入れなかったり、16時頃までしか見学できないこともあります。詳しくは火山博物館ホームページでご確認を。

 

 

アクセス

 

空港からはタクシーで約10分。フェリーターミナルからは徒歩で約15分の場所にあります。

 

博物館の外観はこのような感じです。島の町よりも少し高い場所にあります。

 

 

ヘイマエイ島の各種情報

 

アクセス

 

首都レイキャビクの国内便発着ターミナルからイーグルエアーで30分程度。島到着後はタクシーで町まで10分以内。

もしくは本土のLandeyjahofnフェリーターミナルからフェリーで2時間程度。

 

 

 

イーグルエアー航空機の外観と内部。小型機なので結構揺れます。

 

レイキャビク発着のツアーを日本で事前予約される場合はベルトラで

 

レイキャビクからヘイマエイ島にはイーグルエアーやフェリーで移動できますし、イーグルエアーもレイキャビク発着のツアーを開催していますが、ベルトラのウェブサイトから申し込めば、アイスランドへの渡航前に日本から日本語のサイトで申し込めるので、とても安心感があります。ただし、日本語で案内してくれるツアーはなく、また時期によってツアーが全く開催されていないこともあるのでご注意。下記リンクよりご検索・ご予約ください。
24時間オンライン予約可能★世界中のオプショナルツアー取扱VELTRA

ベルトラの現地オプショナルツアーのメリットとデメリットに関しましては、ブログ内の下記の別記事をご参照ください。

 

周辺地図(火山博物館)

 

 

周辺地図(ヘイマエイ島のフェリーターミナル)

 

 

周辺地図(ヘイマエイ島の空港)

 

 

周辺地図(アイスランド本土のフェリーターミナル)

 

 

周辺地図(首都レイキャビクの国内便空港)

 

 

 

(参考に)アイスランドの各種情報

 

航空券

 

日本からの直行便はありません。東京(羽田or成田)からだとパリ、コペンハーゲン、ヘルシンキ、アムステルダム等の経由便があり、乗継地までは約12時間、そこからレイキャビクまで3~4時間程度の移動となるため、乗継の待ち時間を含めて約20時間かかります。

航空会社はエアフランス、スカンジナビア航空、フィンランド航空、KLMなど。

 

航空運賃は28万円~35万円が目安ですが、GW休暇や盆休みなどの連休や、航空会社の時間帯によって航空運賃が40万円近くまで跳ね上がることもあるのでご注意。

 

詳しくは、HISやスカイチケット、エクスペディアなどで航空券の検索を。
海外旅行はエイチ・アイ・エス

海外格安航空券を探すなら スカイチケット!

【航空券+ホテル】海外旅行エクスペディア★パッケージツアー

 

 

ビザ

 

3か月以内の滞在であればビザは不要。ただしパスポートの有効期限が、アイスランドを含むシェンゲン協定加盟国出国時に3か月以上残っていることが必要となります。それ以上の滞在や留学などはビザが必要であるため、駐日アイスランド大使館などでご確認を。

 

 

言語

 

公用語はアイスランド語ですが、英語の通用度は非常に高く、市内バスやタクシーでも普通に英語が通じます。交通標識や案内掲示板などにもアイスランド語と英語が必ず併記されているため、英語が話せれば不自由に感じることはありません。

 

 

通貨

 

通貨単位はクローナ(単数)とクローヌル(複数)。現地表記はkr。kr1が約1円程度に相当。

 

 

時差

 

日本よりマイナス9時間。

 

 

宿泊施設

 

安価なホテルであっても最低15000円/泊はかかり、そこそこ設備の良いホテルだと20000円/泊以上かかります。ホテルに限らず、1食最低5000円以上かかる食費や交通費など、アイスランドでは全般的に物価が高いです。

 

10000円/泊未満で泊まれるホテルもありますが、寒いのに暖房が使えなかったり、市内中心部に行くのに市内バスで20分以上かかってアクセスが不便だったりといった難点があるので、あまりお勧めはしません。

 

ホテルの条件(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、目的地へのアクセス等)をよくご確認ください。夏季や冬季の長期休暇が近づくほど宿泊費が高くなるため、早めに予約するようにしてください。詳しくはエクスペディアやBooking.com、トリップアドバイザー等で検索を。
リアルタイム空室確認が分かりやすい!エクスペディアの海外ホテル
海外ホテル検索、Booking.com
TripAdvisor (トリップアドバイザー)

 

 

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進撃の巨人のエレンやアルミンは、外の世界に強い憧れを持っていますが、彼らが憧れる世界、そして彼らが暮らす壁内世界は、私たち日本人にとっての未知の世界でもあります。本記事も含めた、進撃の巨人に関連する見所については、下記記事も併せてご参照ください。