こんばんは。前回に引き続き、アイルランドの首都ダブリンについて。今回はイギリスのエリザベス女王1世によって1592年に創設された、アイルランド最古の最高学府である、トリニティー・カレッジの記事を書かせて頂きます。

アイルランド最古の最高学府であるトリニティー・カレッジ

エリザベス女王1世に建てられたこともあり、イギリス時代の面影をかなり残す建物群です。
P8120125
こちらがトリニティー・カレッジの正門です。正門は前回紹介させて頂いたアイルランド銀行本店のすぐ近く、道路を渡った先にあります。

正門をくぐった先は広場となっており、広場の周りには以下のような建物があります。どれが校舎でどれが学生寮なのかも分からないので、写真を以下適当に。
P8120131

P8120127

P8120128

P8120129

P8120130

P8120149
確かに歴史の長さを感じさせる伝統的で、それでいて美しい建物です。

かと思えば以下の写真のように、比較的最近建てられたことが一目瞭然の新しい校舎もあります。
P8120144
こちらの建物は1階に食堂と図書館があったので、校舎でしょうね。

P8120145
こちらは外から室内を観察した限り、研究棟のようです。この校舎と研究棟は私の母校の校舎とさして変わらない真新しさがあります。

P8120146
一方、こちらは大学内で最も古い建物、オールド・ライブラリーです。

トリニティー・カレッジには6つの図書館があり、合計で500万の図書が保存されているとのこと。多分ここに保存されている図書で最古のかつ最も有名なのは、ケルズの書かと思われます。

オールド・ライブラリーの1階には、多数のケルズの書が展示されていましたが、残念ながら撮影が禁止されていたので、実物の写真を掲載することはできません。悪しからず。

映画「スターウォーズ エピソード2」のジェダイ図書館のモデルになったロングルーム

2階は撮影が許されており、以下のようなロングルームになっています。
P8120136

P8120137
どこかで見たような景色だと思ったら、「スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」で描かれたジェダイの図書館のモデルなのですね。確かにジェダイ図書館によく似ている、ではなくてジェダイ図書館の方がこちらをモデルにしているのだから、当たり前ですね。

P8120139
こんな風に私たち観光客のいる2階だけでも、梯子が必要なほどのかなりの高さまで古書が納められていますが。

P8120138

P8120135

P8120140
こんな感じで私がいた2階の上に3階があり、2階と3階ともに古書がかなりの高さまで納められています。

ちなみに、ロングルームでは撮影は許されているものの、古書に触ったり閲覧したりするのは許されていません。まあしかし、ケルト語で書かれた何世紀も前の古書なので、ページを開いたところで読めないのですが。

P8120143
こちらは15世紀に製作されたアイルランド最古のハープ。アイルランドで発行されるユーロ硬貨のデザインにもなっているそうです。

P8120141
最後にもう一度、出口側から逆方向のロングルームを撮影し、オールド・ライブラリーの外に出ます。

ちなみにこのオールド・ライブラリーはダブリン随一の観光名所でかなりの行列ができるので、朝一で行くことをお薦めします。

生命の長さを感じる大木・新旧の建物が混在する大学

先の鐘楼から、正門とは逆方向に向かいます。
P8120147

P8120148
広場にあるこの木も歴史の長さというか生命の長さを感じさせます。

P8120156
こちらは学生寮のようです。留学にはかなりの英語力を求められる大学ですが、日本人もいるのかな。

以下も比較的古い校舎のようです。
P8120153

P8120155

P8120151

P8120154
別の図書館です。オールド・ライブラリーに比べると建物の真新しさ、比較的最近建てられたであろうことが一目瞭然です。建物の形は図書館というよりシナゴーグかプラネタリウムに似ていますが。

最古の最高学府であるトリニティー・カレッジですが、こんな具合で生命の長さを感じさせる大木や自然と、古い建物と新しい建物が混在しているのが大きな見所です。

イギリス植民地支配の光と影を垣間見れるアイルランド観光

800年間植民地にされ、イギリスと敵対してきたアイルランドですが、好む好まざるにかかわらず、こうして受け継がれているものも多いんですよね。文化というのは短期的には衝突しつつも、長期的にはこのように現地の情勢に応じて現地の文化と融合しながら変容していくもので、アイルランドはそのような文化遺産を数多く持つ、とても魅力的な国だと思います。

とは言え、植民地支配が力による流血を伴うものである以上、ダブリンにある文化遺産も決してプラスのものばかりではありません。それを象徴する政治犯収容所については次回の記事で書かせて頂きますが、そうしたイギリス植民地支配の光と影の両面を垣間見られることが、アイルランド観光の大きなポイントです。

関連記事

アイルランドのダブリンの見所については、以下の記事もご参照ください。
カテゴリ:アイルランド > ダブリン
また、旅行記ではありませんが、アイルランド共和国に関する映画については、以下の記事をご参照ください。
カテゴリ:世界の映画 > 南北アイルランド

入場料

大学の校舎内に入るだけなら無料。

(ケルズの書とオールドライブラリー)一般10ユーロ、学生9ユーロ、オーディオガイド5ユーロ。

(動物学博物館)3ユーロ

開園時間

(ケルズの書とオールドライブラリー)
10~4月までは、9時半~17時(日曜は12時~16時半)。
5~9月までは、9時半~17時(日曜は9時半~16時半)。
クリスマス~新年の10日間は休館
ケルズの書は撮影不可。

(動物学博物館)
6/2~8/30まで、10時半~16時。
8/31~6/1は休館。

アクセス

エアリンクNo.747バスのバス停College Greenから徒歩1分。

ダブリン空港から市内には、バスでオコンネル・ストリート(O’Connnel Street)まで約30~45分。バスはダブリンバスNo.16で3.3ユーロ、エアリンクNo.747で6ユーロ(往復10ユーロ)、エアコーチNo.700で7ユーロ(往復12ユーロ)になります。詳しくはバスの時刻と路線をご参照ください。

周辺地図

(参考に)アイルランドの各種情報

■航空券
日本からの直行便はありません。東京(羽田or成田)からだとドバイ、アブダビ、ドーハ、イスタンブール、ロンドン、アムステルダム等の経由便があり、乗継地までは約12時間、そこからダブリンまで3~7時間程度の移動となるため、乗継の待ち時間を含めて20時間以上かかります。

航空会社はエティハド航空、エミレーツ航空、カタール航空、ターキッシュエアラインズなど。航空運賃は8万円~16万円が目安ですが、GW休暇や盆休みなどの連休や、航空会社の時間帯によって航空運賃が20万円近くまで跳ね上がることもあるのでご注意ください。
詳しくは、HISやエクスペディアで航空券の検索を。
海外旅行はエイチ・アイ・エス

【航空券+ホテル】海外旅行エクスペディア★パッケージツアー

■ビザ
6か月以内の滞在であればビザは不要。ただしパスポートの有効期限が、観光の場合は3か月以上、修学の場合は6か月以上残っていることが必要となります。それ以上の滞在や留学などはビザが必要であるため、駐日アイルランド大使館などでご確認を。

■言語
英語

■通貨
通貨単位はユーロ(€)。1€が約132円程度に相当。

■時差
日本よりマイナス9時間(サマータイム実施中は日本よりマイナス8時間になります)。

■宿泊施設
安価なホテルやゲストハウス、ドミトリーなどであれば4000~5000円/泊程度でも泊まれますが、そこそこ設備の良いホテルだと8000円/泊以上かかります。

ホテルの条件(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、目的地へのアクセス等)をよくご確認ください。特に、アイルランドでは夏でも肌寒く、最高気温でも17~18度にしかならないので、暖房の有無をご確認ください。夏季や冬季の長期休暇が近づくほど宿泊費が高くなるため、早めに予約するようにしてください。詳しくはエクスペディアやBooking.com、トリップアドバイザー等で検索を。
リアルタイム空室確認が分かりやすい!エクスペディアの海外ホテル
海外ホテル検索、Booking.com 
TripAdvisor (トリップアドバイザー)