こんばんは。前回に引き続き、セネガルのゴレ島について。今回は人々が居住するコミュニティとしての視点からゴレ島の記事を書かせて頂きます。

南国のリゾート地と変わらないフェリー乗り場近辺

常夏のセネガルを代表する観光スポットであるこのゴレ島は、空気や海がとても綺麗で、余暇を過ごすにはうってつけの場所です。特にフェリー乗り場近辺は観光客向けのホテルやレストランも整備されており、東南アジアやカリブ海の南国のリゾート地と殆ど変わらない過ごしやすさです。

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フェリーが入港する発着場付近はこんな具合。海の水が綺麗なので、観光客や島の子供たちが海水浴を楽しむ場所です。

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同じくフェリーの発着場付近の建物群の様子。色とりどりの建物が連なった街並みの光景がとても良いです。

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上陸した直後の海岸沿いの広場はこんな感じ。横にあるのは比較的安いホテルです。

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こちらはやや高めのホテルです。目の前のレストランでは美味しい食事がとれますし、予算と休みの日数があればしばらくここに泊っても良いかも。

数世紀前にタイムスリップしたような島内コミュニティ

フェリーの発着場付近は比較的建物が新しいですが、一方でフランス軍の要塞を過ぎて奥まった路地裏に入っていくと、まるで数世紀前にタイムスリップしたかのように、別世界が広がります。
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路地裏や庶民の家を見る限り、ダカールやサンルイとは違う、ヨーロッパ植民地の文化と混ざった西アフリカの昔の田舎町という感じです。

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路地裏にはサッカーをしている子供たちもいます。子供たちが元気に遊んでいる姿を見ると何だかほっとします。

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こちらは先ほどとは違う、比較的海岸に近い通り。やはり数世紀前の素朴な路地裏といった感じです。

表通りには学校や公園や運動場も

路地裏からやや広い、田舎町の表通りといった通りに出ると、学校や公園や運動場などが多数見られるようになります。

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こちらは島の子供たちが通う中学校です。

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子供たちが遊んでいる公園と運動場です。これ以外にも島内には複数の公園や運動場があります。

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もちろん路地裏だけでなく表通りにも民家はあります。島に暮らす普通の人々の民家も、とても素朴で、いかにも昔の家といった感じ。

アートショップが立ち並ぶ高台と坂道

民家の立ち並ぶ表通りの平地を進むと、高台へと登る坂道に入りますが、この坂道には多数のアートショップが立ち並んでいます。

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こんな感じでいかにもアフリカらしい美術品が多数展示されて売られています。

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坂道を登り切った高台の、砲台のそばにもアートショップがあります。

コミュニティを彩る美しい木々や花々

町が喉かで空気が澄んでいるせいか、木々や花々もとても綺麗です。
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もちろんバオバブの木もあります。豊かな自然がこの島のコミュニティを彩っています。

以下は、フェリーで到着する前に撮影した島の全景です。
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青々と澄み切った空と海に彩られた、美しい島であることが遠くからでもよく分かります。

歴史ある自然の豊かなコミュニティで人々と有意義な交流を

陰鬱なだけの、あまりまた来たいとは思えないような他の負の世界遺産とは違い、このゴレ島はまた訪れたい、できればしばらく滞在してみたいと思える場所でした。長く住めば、コミュニティの人たちともっと深い交流もできそうだし。

私を案内してくれたガイドさんのように、地方に妻子を残して出稼ぎで来ている人もいれば、逆に日中はフェリーでダカールに働きに出ている人もいるように、島にいる全ての人が代々島で働きながら暮らしているわけではないみたいですが。

ともあれ、セネガルに来られた際には是非ゴレ島を訪れて、歴史的な文化遺産を見るだけでなく、島のコミュニティに暮らす人たちとも交流してみてください。

関連記事

ゴレ島の他の見所に関しては、以下の記事をご参照ください。

世界の猫スポット―セネガル・ゴレ島
独立後のコミュニティに活用される植民地時代の文化遺産―セネガル・ゴレ島
かつての奴隷貿易の拠点―セネガル・ゴレ島
欧米列強の植民地争奪戦の舞台―セネガル・ゴレ島

入場料

博物館や記念館に入るにはは600CFA必要。ゴレ島内に入るだけであれば無料。ただしダカールからのフェリー往復料金の支払いは必要。

開園時間

博物館と記念館は、毎日10時~12時、及び14時半~18時半
島内への入場はフェリーの運航時間内であれば可能

アクセス

ダカールのフェリー乗り場からフェリーで約20分程度

フェリーの料金及び運航時間

フェリーの料金は往復で6000CFA。便数は1時間に1便程度。平日と土曜日は17時頃まで、日曜日は23時頃まで運航していますが、8時台、9時台、13時台は便がないことが多い。フェリーの最新の時刻表は現地の新聞を見てご確認ください(ほぼ毎日掲載されています)。

島内ガイド

島内は自由に散策でき、特にガイドが必要というわけではありませんが、島内の人たちと交流し、かつ文化遺産に関して詳しい説明を聞くこともできるので、ガイドさんの同行による散策も良いかと思います。ガイド料は、ガイドさんにもよりますが、大体10000~20000CFA。ガイドさんと交渉してみてください。

周辺地図(ダカールのフェリー乗り場)

周辺地図(ゴレ島内)

(参考に)セネガルの各種情報

■航空券
東京(羽田or成田)や関空から、パリのシャルルドゴール空港(CDG)を経由して、ダカールのレオポール・セダール・サンゴール国際空港(DKR)に到着する乗継便が主力になります。往復路ともパリで1回だけの乗継便の場合もあれば、往復路のどちらかはもう1か所(ソウル、ロンドン、アムステルダムなど)を経由する2回の乗継便の場合もあり、乗継回数が多い便は時間がかかる一方で、航空運賃は2万円程度安くなります。航空運賃は大体20万円~30万円程度。往路はパリで1泊することが多いので、その分のホテル代(7000円~1万円程度)もご用意ください。航空会社は基本はエールフランスで、乗継が2回ある便ではエールフランスと他社(大韓航空、ブリティッシュエアウェイズ、KLMオランダ航空など)との複合会社であることが多く、複合会社便の方が航空運賃は2万~3万円程度安くなります。GW休暇や盆休みなどの連休には航空運賃が跳ね上がることもあります。荷物制限がある便はオーバーすると別料金になったりするので、航空券の条件には十分ご注意ください。
詳しくは、HISやエクスペディアで航空券の検索を。
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■ビザ
以下の条件が全て満たされればビザは不要になります。
① 90日以内の滞在期間
② セネガル入国時のパスポートの有効期間が6か月以上
③ セネガル入国時に、出国する際の往復の航空券を所持していること
④ イエローカード(黄熱病予防接種証明書)を所持していること
91日以上滞在する場合、現地で滞在延長許可証を申請・取得する必要があります。その他、詳しくは在日セネガル大使館などでご確認ください。

■言語
公用語はフランス語ですが、ダカールやサンルイなどの大都市以外の、地方での通用度は低いです。一方で、共通語であるウォロフ語は全国的に通じます。英語は、観光客向けの中級以上のホテルやレストランなどでは通じますが、一般では全くというほど通じません。その他、各民族に応じて多様な現地語が話されています。

■通貨
50CFA(フラン・セーファー)が約10円に相当。

■時差
日本よりマイナス9時間。

■宿泊施設
バックパッカー専用の安宿であれば1泊1000円台~2000円台でも宿泊可能。ただし設備面の不備(エアコンが効かない、冷蔵庫がない等)や市内へのアクセスの不便さなどの難点があります。そこそこの設備と市内にアクセスのしやすい中級ホテルであれば1泊最低5000円はかかります。高級ホテルであれば1泊1万円以上はします。セネガルの治安はさほど悪くないので、中級ホテルでも問題ないかと思います。詳しくはエクスペディアで調べてみてください。
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■その他の参考情報
その他、セネガルに関する参考情報は、セネガルで協力隊員をされた方のサイトである、セネガルがいどをご参照ください。