こんにちは。前回に引き続き、タイタニック博物館について。今回の記事ではタイタニック号そのものに関連する展示について書かせて頂きます。

映画「タイタニック」の生みの都市にある博物館

ジェームズ・キャメロンが監督し、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット主演で日本でも大ヒットした映画「タイタニック」。そのタイタニック号は北アイルランド紛争の中心地ともなったベルファストで生まれました。

世界的な造船不況によって造船業が衰退する中では、博物館を始めとするタイタニック号絡みの観光スポットは、ベルファスト市の観光収入源として欠かせません。

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沈没事故から100周年の2012年に、記念行事の一環として建てられた、タイタニック・ベルファスト博物館です。

タイタニック号そのものの展示エリアへ

前回の造船業勃興前後のベルファストの記録エリアを抜けて、いよいよタイタニック号そのものの展示エリアに入ります。
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タイタニック号のミニチュア。巨大というより、やたら細長い船という印象を受けます。

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当時のドックでのタイタニック号の製造風景写真です。

客室や食堂、エンジンルーム、食器類や絨毯などの展示も

ミニチュアや製造写真のエリアを抜けると、客間やエンジンルーム、食器類や絨毯などの展示スペースがあります。
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一等客の船室を再現したレプリカです。映画「タイタニック」でケイト・ウィンスレットが演じた上流階級令嬢のヒロイン・ローズはまさにこんな部屋に泊っていたわけですね。

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こちらは二等客の船室を再現したレプリカです。

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当時のエンジンルームの写真。燃料用の石炭を工員たちが投入しています。映画「タイタニック」でレオナルド・ディカプリオが演じたジャックはまさにこの、貧困層のアイルランド移民の立場なわけですが、上流階級のローズよりも、貧しいジャックの方が明らかに幸せそうだったのは何とも皮肉でした。

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当時の乗組員たちの事務所や寝室の写真です。

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こちらは台所の写真。

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当時の食堂を再現した壁画です。

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実際に使われていた絨毯の布や。

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食堂で使われていた食器の実物が展示されています。

こうした当時のタイタニック号の航海中のエリアを終えると、タイタニック号がどのように沈没したのか、時系列で解説されるエリアへと移ります。犠牲になった方々の写真や経歴も詳細に展示されているのですが、さすがに犠牲者の写真をここに載せるのは抵抗があるので、申し訳ありませんが割愛させて頂きます。

深海に眠るタイタニック号を発見した際の潜水セットの展示も

事故や犠牲者に関する展示の後は、深海に今なお眠るタイタニック号に関する展示や、海洋学に関する展示になります。
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こちらが、実際に深海に眠るタイタニック号を発見した際に用いられた、潜水セットです。

造船業が衰退していてもやはりベルファストは造船の街

この海洋エリアでタイタニック号に関する展示は全て終わり、3階の窓から港を眺めました。
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港には中国籍の船も停泊していました。

世界的な造船不況で規模が縮小されているとはいえ、中国籍や海外の船も停泊しているのを見れば、やはりここは造船の街であり、港町であることが分かります。

北アイルランド紛争を終えて平和を取り戻したベルファスト

海外の船が停泊しても問題ないようになったのは、やはり北アイルランド紛争が終わってベルファストが平和になったからでしょうか。空港や港が過激派に占拠され、航空機や船舶が破壊されて北アイルランド中の経済がマヒさせられていた紛争当時では、とても海外の船が停泊することはできなかったでしょうし、こんな立派な博物館を建てることもできなかったでしょう。

それが今では海外の船が停泊し、多くの観光客が安心して博物館を訪れることができるようになりました。映画でレオナルド・ディカプリオが演じたジャックを代表する貧しい移民たちが、見切りをつけて立ち去ろうとしていた北アイルランドが、150年経ってようやく平和を取り戻しつつあるような気がしました。

関連記事

北アイルランドのベルファストの見所については、以下の記事もご参照ください。
カテゴリ:北アイルランド > ベルファスト
また、旅行記事ではありませんが、北アイルランドに関する映画については、以下の記事をご参照ください。
カテゴリ:世界の映画 > 南北アイルランド

入場料

一般15.5 IEP、学生11 IEP。

開園時間

4月、6月~8月は9時~19時。
5月と9月は9時~18時。
10月~3月は10時~17時。
12/24~26は休館。

アクセス

シティ・ホール前のドネゴール・スクエア・ウエスト(Donegall Sq. West)からメトロバスNo.26B, C(土日はNo.600)バスのバス停Abercorn Basinより徒歩3~4分。

ベルファスト国際空港から市内には、エアポート・エクスプレスバスNo.300でヨーロッパ・バス・センターまで約35分。

ダブリンからベルファストには鉄道でコノリー駅から約2時間10分、エアコーチバスがオコンネル・ストリートから約2時間20分、バス・エーランがオコンネル・ストリートから約2時間25分になります。ダブリン国際空港からも両社のベルファスト行きのバスは出ています。バスの本数は1時間に1本程度あります。

ダブリンからの日帰りはベルトラの現地オプショナルツアーで

日数と時間が非常に限られており、ダブリンからの日帰りで済ませたい方は、ベルトラがダブリン発のベルファスト日帰りの現地オプショナルツアーを開催していますので、下記リンクよりご検索・ご予約ください。タイタニック関連の見所は必ずツアーに含まれています。
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ベルトラの現地発オプショナルツアーのメリットとデメリットに関しましては、ブログ内の下記の別記事をご参照ください。
カテゴリ:海外旅行全般 > 現地発オプショナルツアー

ベルファストへの鉄道移動の事前予約はレイルヨーロッパで

また、ツアーには参加したくないけど、ダブリンからの移動手段を予め確保しておきたいという方には、鉄道での移動も可能ですので、下記サイトからのご予約をどうぞ。
格安ヨーロッパ鉄道チケット

鉄道の移動でもダブリンからベルファストには2時間程度で行けます。日本で予め移動手段を確保しておけば安心感はあるかと思います。

周辺地図

(参考に)北アイルランド(イギリス)の各種情報

■航空券
日本からの直行便はありません。東京(羽田or成田)からだとロンドン経由の便が主力で、乗継地までは約12時間、そこからベルファストまで2時間程度の移動となるため、乗継の待ち時間を含めて20時間程度かかります。

ドバイ経由の便もありますが、ドバイを経由した後にイギリスのマンチェスターなどを再度経由することになるため、2回の乗継の待ち時間も含めて30時間程度かかります。

航空会社はブリティッシュ・エアウェイズが主力で、ドバイを経由する場合はエミレーツ航空とイギリスのローカル航空会社の共同便になります。航空運賃は12万円~17万円が目安ですが、GW休暇や盆休みなどの連休や、航空会社の時間帯によって航空運賃が20万円近くまで跳ね上がることもあるのでご注意ください。

ドバイやドーハなどを経由して、ダブリンへの往復便を利用し、ダブリンからベルファストへは電車での往復をするようにすれば、トータルの料金を10万円以下に抑えることも可能です。

詳しくは、HISやエクスペディアで航空券の検索を。
海外旅行はエイチ・アイ・エス

【航空券+ホテル】海外旅行エクスペディア★パッケージツアー

■ビザ
6か月以内の滞在であればビザは不要。ただし空路で入国した場合には、入国時に往復航空券を提示することが必要となります。ダブリンからバスや鉄道で北アイルランド入りした場合は、税関や入国審査は特にありません。6か月以上の滞在や留学などはビザが必要であるため、駐日英国大使館などでご確認を。

■言語
英語

■通貨
通貨単位はアイルランドポンド(IEP)。1€が約165円程度に相当。ダブリンからバスや鉄道で北アイルランドされる場合、アイルランドで使用されていたユーロは使えなくなるのでご注意ください。空港や鉄道駅、銀行などの両替で、ユーロをアイルランドポンドに両替するようにしてください。

■時差
日本よりマイナス9時間(サマータイム実施中は日本よりマイナス8時間になります)。

■宿泊施設
安価なホテルやゲストハウス、ドミトリーなどであれば3000~4000円/泊程度でも泊まれますが、そこそこ設備の良いホテルだと7000円/泊以上かかります。

ホテルの条件(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、目的地へのアクセス等)をよくご確認ください。特に、北アイルランドでは夏でも肌寒く、最高気温でも15~16度にしかならないので、暖房の有無をご確認ください。夏季や冬季の長期休暇が近づくほど宿泊費が高くなるため、早めに予約するようにしてください。詳しくはエクスペディアやBooking.com、トリップアドバイザー等で検索を。
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