こんばんは。今日も私の記事を訪問してくださりありがとうございます。今回は、アイスランドの首都レイキャビクのチョルトニン湖畔について、レイキャビク市民の憩いの場と屋外イベント開催の場としての観点から記事を書かせて頂きます。
目次
市民の憩いと屋外イベント開催の場としてのチョルトニン湖畔
チョルトニン湖畔のライキャルトルグ近辺には、官公庁の建物群が集中しています。その官公庁群から見て対岸の場所は、市民の憩いの場所であり、週末や祝日には屋外コンサート等もイベントも開催されています。
運が良いことに、私が訪れた日にもたまたま屋外コンサートが開催されていました。かなりの数の観客が集まっています。親子連れやカップルも多いです。
もう少し近づくと、踊りながら歌っている歌手たちの姿が徐々に見えてきます。歌手たちのテンションはかなり高く、観客の若い女性の中にはつられて一緒に踊りだしている人もいます。とても楽しそうです。
舞台に近づくほど人が多くなります。人をかき分けつつさらに進みます。
ようやく歌手たちの姿が見えてきました。観客の歓声に応えるように終始テンション高めで踊りながら歌っています。カラフルな衣装がかなり観客にうけています。
マイクを持っている男性がグループのリーダーでしょうか。集まっている観客の多さから察するに、アイスランドではかなり人気のアイドルグループなのかもしれません。
演奏中の歌が終盤のクライマックスに近づいたようで、舞い上がる花吹雪の量がさらに多くなります。
歌が終了し、しばし休憩に入ります。歌手たちもしばし休息モード。
舞台のすぐ横には司会者たちのテントもあります。
休憩に入って、司会者たちも何やら世間話でもしながら寛いでいる様子。
改めてすごい数の観客が集まっているのが見て取れます。やはりそこそこ人気のあるアイドルグループなのでしょうね。
コンサートの舞台の周りには臨時の売店も
アイドルグループの休日の屋外コンサートなので当然でが、コンサートの舞台の周りには、観客のために臨時の売店も多数設営されています。
飲食物を買うために売店前に列を作って並ぶ市民たち。
コンサートの舞台に前に座れなかったのか、売店の周囲で寛いでいる人たちも多数います。アイドルたちを直接見れなくても、歌声はこの位置まで十分聞こえてくるのでそれでも良いのかな。いや、本当は間近で見たいだろうなあ。
コンサート終了後も余韻に浸るレイキャビク市民たち
コンサートが終了し、市民たちは徐々に帰路につき始めますが、まだコンサート鑑賞の楽しさが覚めないのか、どことなく余韻に浸っているような表情の市民たちが多数います。
帰路につきながらも余韻に浸っているような人たち。
一方、帰路につかずに、まだ家族で歓談する人たちもいます。
湖上にいる野鳥たちが大好きで、鳥たちに餌やりをする親子連れもいます。どこの国でも、子供たちは例外なく可愛いですね。
チョルトニン湖畔と調和するレイキャビクの街並み
自然の美しさで有名なアイスランドですが、このチョルトニン湖畔は、自然に満ちた湖と非常に調和がとれたレイキャビクの美しい街並みをゆっくり眺められる場所でもあります。
市庁舎の横に林立する一般住宅。
教会と官公庁の建物が集中するライキャルトルグ近辺を湖畔の対岸から眺めた様子。
湖畔から見たハットルグリムス教会。この教会はレイキャビク市内のどこからでも結構目立ちます。
噴水の向こうには大学の校舎のような建物も見えます。
休日に憩いの時間を過ごす人たちの表情と、湖と調和の取れたレイキャビク市の街並みをゆっくり眺めていると、アイスランドが平和で良い国だと心からしみじみと感じられたものでした。
経済危機の混乱と緊張を超えて平和に戻ったアイスランド
2008年の米国のリーマンショックに端を発する世界的な経済危機時には、アイスランドでも経済危機が起こり、チョルトニン湖畔にある国会議事堂や首相官邸にも抗議デモを行う人々が集まり、緊迫した雰囲気に包まれました。
でも現在アイスランドは観光立国として再出発を果たし、日本でも魅力ある観光国として見直されています。私が訪れたチョルトニン湖畔は、かつての経済危機の混乱と緊張を超えて平和に戻った、アイスランドの今を象徴しているかのようでした。
チョルトニン湖畔の各種情報
入場料
無料
開園時間
臨時のイベントでなければ24時間入場可。臨時のイベントについては市庁舎などでご確認ください。
アクセス
市内バスの市庁舎のバス停もしくはBSIバスターミナルから徒歩数分。ライキャルトルグのバス停からも徒歩10分未満の場所です。
レイキャビクでの市内バスの乗り方
市内バスの乗車券の購入場所は少なく、ケフラヴィーク国際空港の他、10-11というスーパーマーケットでも購入できます。1回だけの乗車券はkr440、1日券はkr1500、3日券はkr3100になりますので、滞在中の乗り降りの頻度に合わせてご活用ください。なお、運転手から現金で乗車券を購入することもできますが、お釣りが出ませんのでご注意。
10-11スーパーマーケット。緑色の看板が目印。
レイキャビク市内のバス。どの路線のバスも一様に黄色い車体です。
市内バスの路線図は、上述のケフラヴィーク国際空港や10-11スーパーマーケット、あるいは滞在中のホテルでも入手可能なので、目的地の最寄りのバス停をご確認の上、該当する路線バスをご活用ください。
市内中心部にあるライキャルトルグと、ケフラヴィーク国際空港と市内を結ぶフライ・バスの発着するBSIバスターミナルに行くには、主に1番、3番、6番の市内バスを使います。バスの本数はどの路線も1時間に4本程度です。
周辺地図
(参考に)アイスランドの各種情報
航空券
日本からの直行便はありません。東京(羽田or成田)からだとパリ、コペンハーゲン、ヘルシンキ、アムステルダム等の経由便があり、乗継地までは約12時間、そこからレイキャビクまで3~4時間程度の移動となるため、乗継の待ち時間を含めて約20時間かかります。
航空会社はエアフランス、スカンジナビア航空、フィンランド航空、KLMなど。
航空運賃は28万円~35万円が目安ですが、GW休暇や盆休みなどの連休や、航空会社の時間帯によって航空運賃が40万円近くまで跳ね上がることもあるのでご注意。
詳しくは、HISやスカイチケット、エクスペディアなどで航空券の検索を。
海外旅行はエイチ・アイ・エス
ビザ
3か月以内の滞在であればビザは不要。ただしパスポートの有効期限が、アイスランドを含むシェンゲン協定加盟国出国時に3か月以上残っていることが必要となります。それ以上の滞在や留学などはビザが必要であるため、駐日アイスランド大使館などでご確認を。
言語
公用語はアイスランド語ですが、英語の通用度は非常に高く、市内バスやタクシーでも普通に英語が通じます。交通標識や案内掲示板などにもアイスランド語と英語が必ず併記されているため、英語が話せれば不自由に感じることはありません。
通貨
通貨単位はクローナ(単数)とクローヌル(複数)。現地表記はkr。kr1が約1円程度に相当。
時差
日本よりマイナス9時間。
宿泊施設
安価なホテルであっても最低15000円/泊はかかり、そこそこ設備の良いホテルだと20000円/泊以上かかります。ホテルに限らず、1食最低5000円以上かかる食費や交通費など、アイスランドでは全般的に物価が高いです。
10000円/泊未満で泊まれるホテルもありますが、寒いのに暖房が使えなかったり、市内中心部に行くのに市内バスで20分以上かかってアクセスが不便だったりといった難点があるので、あまりお勧めはしません。
ホテルの条件(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、目的地へのアクセス等)をよくご確認ください。夏季や冬季の長期休暇が近づくほど宿泊費が高くなるため、早めに予約するようにしてください。詳しくはエクスペディアやBooking.com、トリップアドバイザー等で検索を。
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