こんばんは。今回は台湾の中部にある嘉義という都市について書かせて頂きます。

嘉義市のトレードマークとなったKANOの映画

嘉義は「KANO 1931海の向こうの甲子園」という野球映画の舞台になった都市です。この映画は、実在した日本の植民地統治下の台湾の嘉義市に実在した、台湾初の三民族混成(日本人、中華系台湾人、原住民)の高校野球チーム、KANOこと嘉義農林高校の野球選手たちが、甲子園で躍進する物語です。実話をベースにした映画故に日台両国で大ヒットし、物語の舞台である嘉義市では、KANOは一躍街のトレードマークとなりました。

KANOのトレードマークの代表格である呉明捷投手の銅像

今や嘉義市の街中の至る所にKANO関連の像や看板やグッズが色々ありますが、その代表格が以下の写真、呉明捷投手の銅像です。
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嘉義市内の中央噴水池に立てられています。朝から夜まで1時間に1回転しています。

映画ではアキラと呼ばれている主将の少年

一度ご覧になっただけでは、選手たちの誰が誰なのか分からない方も多いのではないかと思いますが、そんな選手たちの中では恐らく最も目立っており、多くの方に記憶されやすいのがこの呉明捷投手でしょう。他の選手たちからアキラと呼ばれている、主将の少年です。
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呉明捷投手を演じた曹佑寧さん。(写真は映画より抜粋)

映画で甲子園行き決定の選手たちが凱旋した中央噴水池

呉明捷投手の銅像が立っている中央噴水池も、映画に映されています。KANOこと嘉義農林が甲子園の予選にあたる台湾の全島大会で優勝し、街中を凱旋した際に、八田与一技師主導で嘉南大圳がついに完成したのを聞き、選手たちが喜び勇んで灌漑設備と用水路に向けて駆け出して行く噴水です。

噴水池付近には撮影に使われたロケ地の写真も!

噴水池の付近には、撮影に使われたロケ地の写真が飾られています。
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映画で描かれていた噴水池の光景、思い出しましたか?

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そしてこちらはロケ地ではなく、当時の実際の噴水池周辺の古い写真です。

ちなみに、映画の中で描かれていた噴水地周辺の映像は以下のような感じです。
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上のロケ地の写真と同じ場所であることが一目瞭然ですね。(写真は映画より抜粋)。

この噴水地周辺に限らず、この映画のセットや映像はかなりリアリティのある良く出来た描かれ方をされていて、実際には自分の知らない時代と光景であるのに、観ているとなぜか懐かしさが込み上げてきます。

嘉義市の中央噴水池周辺の街並み

ちなみに、噴水池周辺の現在の街並みは以下の写真のような感じです。
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台北や高雄ほどではないものの、台湾有数の大都市としてそこそこ栄えているのが見て取れます。先の古い写真の時と比べると、大分発展しているのを見て取って頂けるかと思います。

呉明捷投手の銅像が今後も嘉義市のシンボルであることを

抑圧や流血を伴う悲劇も起きていた日本統治下の台湾において、異なる民族の人たちが同じ夢や目標に向けて躍進したKANOは、最も良い出来事の1つだと言えます。呉明捷投手のこの銅像は古き良き時代と出来事の象徴であり、紛れもなくこの嘉義のシンボルでもあります。これからも変わらずシンボルとして、嘉義の街を見守り続けてほしいですものです。

映画をご覧になったら是非嘉義市の訪問を!

KANOの映画を未見の方には、素晴らしい映画なので是非ご覧になって頂いた上で、映画の舞台となった嘉義市を訪れて、あの時代のあの場所について、想いを馳せてみてください。

関連記事

嘉義市にあるKANO関連の他の見所に関しては、ブログ内の以下の記事をご参照ください。

映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の舞台②―台湾・嘉義/嘉義公園球場と市内のKANOの看板
映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の舞台③―台湾・嘉義/KANO故事館と近辺
映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の舞台④―台湾・嘉義/国立嘉義大学
KANO以外にもスポーツに力を入れている大学―台湾・嘉義/国立嘉義大学

また、旅行記ではありませんが、映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の見所については、以下の記事をご参照ください。
映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の見所①―民族の違いを乗り越えて躍進する嘉義農林高校
映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の見所②―サブストーリーとしての八田與一技師と嘉南大圳建設工事
映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の見所③―良い出来事もたくさんあった日本統治時代

入場料

無料

開園時間

24時間見学可

アクセス

呉明捷投手の銅像は中山路と文化路の交差点にあり。台湾鉄道「嘉義」駅より中山路を東に徒歩約10分。

時間がなければベルトラ等の現地発のツアーで

KANO関連の見所は市内に多数あり、郊外にある国立嘉義大学も含めると、タクシー等を使って効率良く見て回らないと見所を見終わるのに時間がかかります。限られた時間の中でKANO関連の見所を効率良く見学されたい場合には、現地発のツアーがお勧めです。特に、ベルトラで予め日本で現地発ツアーに申し込んでおけば、烏山頭ダムや八田與一技師に関連の見所とセットになった1日ツアーにて複数の見所を効率良く見学できますし、ホテルへの送迎もあり、何より日本語で申し込んで日本語のツアーに参加できるので、とても安心感があります。下記リンクよりご検索・ご予約ください。
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ベルトラ等の現地発オプショナルツアーのメリットとデメリットに関しましては、ブログ内の下記の別記事をご参照ください。
現地発オプショナルツアーの適度な活用について

周辺地図

(参考に)台湾の各種情報

■航空券
東京(羽田or成田)~台北まで直行便で約4時間。到着空港は成田からであれば台湾桃園国際空港に、羽田からであれば台北国際(松山)空港になります。東京(成田)~高雄までは直行便で約4時間半。航空運賃はいずれも4万円~6万円程度。航空会社はエバー航空が最も安く、他にキャセイパシフィック航空やチャイナエアラインやANAなど。札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡などからも直行便があります。GW休暇や盆休みなどの連休や、航空会社の時間帯によって航空運賃が十万円単位まで跳ね上がることもあるのでご注意。乗継便は、航空会社によっては1万円程度安くなることもありますが、10時間以上かかることが多いのであまりお勧めしません。
詳しくは、HISやエクスペディアで航空券の検索を。
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■ビザ
90日以内の観光目的で滞在の日本国民は、出国のための予約済みの航空券か乗船券を持っていればビザは不要。それ以上の滞在や留学などはビザが必要であるため、駐日台湾大使館などでご確認を。

■言語
公用語は中国語。英語の通用度は日本と同程度。観光客向けの中級以上のホテルやレストランなどであれば、むしろ日本語の方が良く通じることがあります。

■通貨
1台湾元が3~4円程度に相当。

■時差
日本よりマイナス1時間。

■宿泊施設
安価なホテルであれば3000台で泊まれるところもありますが、そこそこ設備の良いホテルだと4000円以上はかかります。ホテルの条件(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、目的地へのアクセス等)をよくご確認ください。詳しくはエクスペディアで検索を。
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