こんばんは。今日は地域を変えて、西アフリカにあるセネガル共和国の首都ダカールについて書かせて頂きます。

セネガルについて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

セネガルは地球の歩き方にも載っていない国なので、仕事や旅行でアフリカによく行かれる方でもない限り、多くの人にとって恐らくかなり馴染みの薄い国なのではないかと思われます。

私も以前はセネガルという国の存在自体知りませんでした。大学時代にあのショッキングな同時多発テロが起こり、テロを生んだイスラム地域に興味を持ち、内戦や無差別テロとはほぼ無縁の平和的な国であるセネガルに興味を持ちました。

平和的な西アフリカの国に十分見合うだけの活況を呈した市場

ダカールに到着してまず圧倒されたのは、人々の活気や、十分に大都市と言えるだけの発展ぶりでした。特に圧倒されたのは市内の市場の活気の強さで、その活況は平和的な西アフリカの国に十分見合うものです。

まず、市内中心部の市場の露店通りを掲載いたします。
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道行く数々の店では日常生活に関わるあらゆる物が売られており、衣食住には何ら問題がない気がします。店内に置ききれないのか、車の上に衣服を並べているような店も。

市場の露店通りに溶け込んだ伝統的なバオバブの木

西アフリカの特徴、中でもこのセネガルの大きな特徴として挙げられるのは、活況を呈する市場の通りの中に、伝統的なバオバブの木が違和感なく溶け込んでいることです。
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西アフリカの伝統的なバオバブの木が市場の一部になっているのは、いかにもセネガルらしいところです。

フェリー乗り場近辺にあるさらに活況を呈した市場の露店通り

市内中心部から少し離れたところにある、フェリー乗り場近辺の市場の露店通りはさらに活気があります。
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行き交う人の数もすごいですが、売られている商品の数も半端ない。衣服や携帯電話等が路上のビニール上に無造作に置かれていたりします。砂埃をかぶっている商品も結構あります。

露店商売のかなりの人が分類されるインフォーマル・セクター

恐らく露店での商売に関わっている人のかなりの割合がインフォーマル・セクター(行政の指導の下で行われず、国家の統計や記録に捕捉されない経済活動)の部類になるのだろうと思います。

ダカールでは居住する男女の半数以上がインフォーマル・セクターに属しているとも言われますが、政府でさえ正確な実情を把握できていません。

確かに、路上で靴磨きをする人とか、買い物客の荷運びをする少年とか、家事労働として商売に参加する奥さん方とか、そんなところまで正確に把握するのは事実上無理でしょうね。

ダカール市民の日々の祈りの拠り所であるグランド・モスク

上述のフェリー乗り場付近の市場のすぐ傍には、ダカール市民の日々の祈りの拠り所である、グランドモスクがあります。
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ダカール一の収容人数を誇るモスクですが、それでも収容しきれない時が多々あり、金曜礼拝の時などには、路上で祈りを捧げる人の姿も多数見られます。

内戦や無差別テロとはほぼ無縁の平和的な国

厳密にはセネガルでも過去に隣国モーリタニアとの紛争や、国内ではカザマンス地域に限定した紛争を一時期生じてしまっています。

しかしかつてリベリアやシエラレオネで起こり、現在はマリで起きているような、国全土を疲弊・崩壊させる類の深刻な内戦や無差別テロは、セネガルでは建国以来生じなかったと言えます。

平和な国であることは、セネガルの最大の魅力なので、これからもこの平和を崩さずに保ち続けてほしいものです。

関連記事

ダカールの他の見所に関しては、以下の記事をご参照ください。
ダカール市民のシンボルとイベント会場―セネガル・ダカール/アフリカ・ルネサンス像
フランス植民地時代から受け継がれる西洋建築―セネガル・ダカール

アクセス

国際空港からタクシーで約40分。空港からのタクシー料金の目安は約700~1000CFA。運転手と要交渉。市内には公共のバスもありますが、ダカール市のバスはルートが複雑で非常に分かりにくく、かつフランス語圏で英語が全く通じないため、空港からの移動も市内の移動も、タクシーを利用した方が無難です。

周辺地図

(参考に)セネガルの各種情報

■航空券
東京(羽田or成田)や関空から、パリのシャルルドゴール空港(CDG)を経由して、ダカールのレオポール・セダール・サンゴール国際空港(DKR)に到着する乗継便が主力になります。往復路ともパリで1回だけの乗継便の場合もあれば、往復路のどちらかはもう1か所(ソウル、ロンドン、アムステルダムなど)を経由する2回の乗継便の場合もあり、乗継回数が多い便は時間がかかる一方で、航空運賃は2万円程度安くなります。航空運賃は大体20万円~30万円程度。往路はパリで1泊することが多いので、その分のホテル代(7000円~1万円程度)もご用意ください。航空会社は基本はエールフランスで、乗継が2回ある便ではエールフランスと他社(大韓航空、ブリティッシュエアウェイズ、KLMオランダ航空など)との複合会社であることが多く、複合会社便の方が航空運賃は2万~3万円程度安くなります。GW休暇や盆休みなどの連休には航空運賃が跳ね上がることもあります。荷物制限がある便はオーバーすると別料金になったりするので、航空券の条件には十分ご注意ください。
詳しくは、HISやエクスペディアで航空券の検索を。
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■ビザ
以下の条件が全て満たされればビザは不要になります。
① 90日以内の滞在期間
② セネガル入国時のパスポートの有効期間が6か月以上
③ セネガル入国時に、出国する際の往復の航空券を所持していること
④ イエローカード(黄熱病予防接種証明書)を所持していること
91日以上滞在する場合、現地で滞在延長許可証を申請・取得する必要があります。その他、詳しくは在日セネガル大使館などでご確認ください。

■言語
公用語はフランス語ですが、ダカールやサンルイなどの大都市以外の、地方での通用度は低いです。一方で、共通語であるウォロフ語は全国的に通じます。英語は、観光客向けの中級以上のホテルやレストランなどでは通じますが、一般では全くというほど通じません。その他、各民族に応じて多様な現地語が話されています。

■通貨
50CFA(フラン・セーファー)が約10円に相当。

■時差
日本よりマイナス9時間。

■宿泊施設
バックパッカー専用の安宿であれば1泊1000円台~2000円台でも宿泊可能。ただし設備面の不備(エアコンが効かない、冷蔵庫がない等)や市内へのアクセスの不便さなどの難点があります。そこそこの設備と市内にアクセスのしやすい中級ホテルであれば1泊最低5000円はかかります。高級ホテルであれば1泊1万円以上はします。セネガルの治安はさほど悪くないので、中級ホテルでも問題ないかと思います。詳しくはエクスペディアで調べてみてください。
リアルタイム空室確認が分かりやすい!エクスペディアの海外ホテル

■その他の参考情報
その他、セネガルに関する参考情報は、セネガルで協力隊員をされた方のサイトである、セネガルがいどをご参照ください。