太平洋戦争の激戦地だったコレヒドール島の日本平和庭園の慰霊碑から読み解く戦争の犠牲者と虚しさ

こんばんは。今日も私の記事を訪問してくださりありがとうございます。今回は太平洋戦争の激戦地だったフィリピンのコレヒドール島の日本平和庭園にある数々の記念碑や慰霊碑を元に、太平洋戦争がもたらした無数の犠牲について、太平洋戦争の虚しさと無意味さについての記事を書かせて頂きます。

 

 

太平洋戦争下で犠牲になった全ての人々を弔う日本平和庭園

 

コレヒドール島だけでも6000人近い日本軍の兵士たちが犠牲になり、フィリピンでは50万人の日本の兵士たちが犠牲になりました。そしてフィリピン人の犠牲は100万人を超えます。この日本平和庭園は、日本の兵士たちのみならず、太平洋戦争下のフィリピンで犠牲になった全ての人々のための弔いの場所です。

 

 

戦没者追悼と平和祈願のための観音像

 

庭園内に立てられた数々の碑の中で最も象徴的なのが、全ての戦没者を悼み、平和祈願のために立てられた観音像です。

 

 

建てられた観音像に関する説明もちゃんとあります。日本語と英語の両方で記載されています。

 

観音像の説明の横には、フィリピン全土での戦没者を悼む慰霊碑があります。こちらも日本語と英語の両方の記載があります。

 

無数の犠牲者を出した悲劇の場所でありながら、この島に暗さを感じないのは、観音像や慰霊碑を建てた善意ある人々の想いを読み取れるからかもしれません。

 

観音像のすぐ傍にある池の跡。戦時中、この庭園には池がありましたが、今では水が干上がって池の跡があるだけです。これもまた、碑の1つと言えるのかもしれません。

 

 

日本軍の兵士たちの名前を記した石板も

 

日本軍の兵士たちのために立てられた慰霊碑の1つの周りには、犠牲になった日本の兵士たちの名前を記した無数の石板もあります。

 

 

石板上に記された犠牲者の名前。どの兵士たちもあまりにも若くして亡くなったことが分かり、改めてあの戦争の悲惨さが浮き彫りになります。

 

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日本平和庭園内にある様々な慰霊碑

 

観音像や石板に囲まれた慰霊碑以外にも、庭園内には様々な慰霊碑が立てられています。

レイテ島の沖合の戦いで犠牲になった、艦隊の兵士たちを悼む慰霊碑。

 

同じくレイテ島の沖合に沈められた戦艦「武蔵」の犠牲者を悼む慰霊碑もあります。

 

フィリピン全土で亡くなった日本軍の兵士たちのための慰霊碑。

 

 

こちらは、日本軍の兵士に限らず、太平洋戦争で亡くなった日・米・比の全ての犠牲者のための慰霊碑。

 

 

一方でコレヒドール島の戦没者だけのための慰霊碑もあります。日本軍が設置した大砲群のすぐ傍にあります。

 

 

一体何のための犠牲であり戦争だったのか

 

アメリカやフィリピンの現地の人たちに侵略による犠牲を強いただけでなく、日本軍兵士たちにも犠牲を強いた太平洋戦争。生き残った日本の兵士たちも現地の人たちから憎まれ、BC級戦犯として糾弾されることになり、関わった全ての人に犠牲と不幸をもたらしただけ。一体何のための戦争であり犠牲だったのか、改めて考えさせられます。

 

 

観光名所として暗さを感じさせないコレヒドール島

 

歴史に関する貴重な無二の文化遺産というだけでなく、無数の犠牲を出したにもかかわらず、かつての戦場としての暗さを感じさせないところもまた、コレヒドール島の魅力と言えます。それは先の慰霊碑を建立した人たちのように、二度とあのような無意味な戦争を起こしてはならないという、善意ある人々の熱意が伝わってくるからだと言えます。

 

加えて、この島で働くフィリピン人の明るさや、この島の豊かな自然によるところもあるかもしれません。コレヒドール島を訪れた際には、亡くなられた無数の犠牲者や、慰霊碑や記念碑を建立した善意ある人たちに想いを馳せるだけでなく、現在も育まれる自然の美しさをも体感してみてください。

 

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コレヒドール島の各種情報

 

アクセス

 

メトロ・マニラのSMモール・オブ・アジアのすぐ傍にあるフェリー・ターミナルからサン・クルーズ社のフェリーに乗って40分~50分ほどかけてコレヒドール島まで移動します。2年ほど前までとはフェリー・ターミナルの場所が変わっているので(地球の歩き方の2015年版に掲載されているターミナルの場所は古い)、くれぐれもご注意ください。

 

 

サン・クルーズ社のツアー予約

 

島内見学はツアーのみであり、サン・クルーズ社のチケット売り場で希望のツアーを申し込みます。ツアー料金には往復のフェリー代や島での昼食代も含まれており、週末の日帰りトラムツアーであれば1人当たり2,749フィリピン・ペソ(平日なら2,550ペソ)、日帰り徒歩ツアーであれば1人当たり1,800ペソになります。なお、マリンタ・トンネル内の見学には別料金で200ペソ必要になりますので、ご注意ください。

 

島内は意外に広く、徒歩で回ると時間的に結構厳しいので、トラムツアーをお勧めいたします。他にも島内宿泊ツアー、ロッククライミングツアー、ハイキングツアーなど、いくつかのツアーがあるので、ご希望に沿ったツアーを申し込んで頂ければと思います。

 

詳しくはサン・クルーズ社のホームページをご覧ください。なお、サイクリング・ツアーもありますが、島内で自転車はレンタルされていないので、マニラ市からフェリーで忘れずに自転車を持参するようにしてください。

 

 

日本で不安のない事前予約をされるならベルトラのツアーで

 

現地に渡航してからサン・クルーズ社などのローカル会社のツアーに申し込む方法もありますが、予め日本で現地発ツアーに申し込んでおくと、ツアーによっては集合場所がSMモール・オブ・アジアよりも分かりやすい場所だったり、ホテルへの送迎がありますし、何より日本語で申し込んで日本語のツアーに参加できるので、とても安心感があります。下記リンクよりご検索・ご予約ください。
24時間オンライン予約可能★世界中のオプショナルツアー取扱VELTRA

ベルトラの現地オプショナルツアーのメリットとデメリットに関しましては、ブログ内の下記の別記事をご参照ください。

 

 

周辺地図(SM・モール・オブ・アジアとフェリー乗り場)

 

 

 

周辺地図(コレヒドール島内)

 

 

 

(参考に)フィリピンの各種情報

 

航空券

 

東京(羽田or成田)~マニラまで直行便で約4~5時間。航空運賃は5万円~6万円。航空会社はフィリピン航空が殆どです。JALやANAの直行便もありますが、便数が少なく、航空運賃が最低1万円~2万円はフィリピン航空より高くなります。関空、福岡などからも直行便があります。

 

時間は直行便よりかかるものの、香港経由のキャセイパシフィック航空や、ソウル経由の大韓航空など、航空会社によってはフィリピン航空の直行便より5千円~1万円ほど安くなるものもあります。GW休暇や盆休みなどの連休には航空運賃が跳ね上がることもあるのでご注意。

 

詳しくは、HISやスカイチケット、エクスペディアなどで航空券の検索を。
海外旅行はエイチ・アイ・エス

海外格安航空券を探すなら スカイチケット!

【航空券+ホテル】海外旅行エクスペディア★パッケージツアー

 

 

ビザ

 

30日間以内の滞在であればビザは不要です。31日以上滞在する場合、59日間有効のツーリストビザを取得でき、1回目は29日まで、2回目以降は1か月ごとの延長申請が可能です。詳しくは在日フィリピン大使館などでご確認を。

 

 

言語

 

公用語は英語とタガログ語。フィリピンはアジアで一番英語の通用度が高い国です。100以上の民族から成る多民族国家なため、タガログ語も含めて全国で80前後の言語が使われています。

 

 

通貨

 

1フィリピノ・ペソが2~3円程度に相当。

 

 

時差

 

日本よりマイナス1時間。

 

 

宿泊施設

 

ドミトリー等を使えば1泊1000円~2000円代でも宿泊可能。ゲストハウスなどの低価格のホテルが1泊3000円~4000円、設備のそこそこ整った中級以上のホテルだと1泊最低4000円以上はかかります。

 

フィリピンは物価が安いため、安価な宿泊施設がマニラの中心部でも多数あります。

 

ホテルの条件(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、目的地へのアクセス、朝食の有無等)をよくご確認ください。特に、フィリピンは常夏の国なので、エアコンと冷蔵庫は必須と言えます。夏季や冬季の長期休暇は宿泊費が高騰しがちなので、その点も併せてご留意ください。

 

詳しくはエクスペディアやBooking.com、トリップアドバイザー等で検索を。
リアルタイム空室確認が分かりやすい!エクスペディアの海外ホテル
海外ホテル検索、Booking.com
TripAdvisor (トリップアドバイザー)