こんにちは。前回同様、フィリピンのマニラにあるリサール公園について。今回は階層や年齢を問わず、あらゆるマニラ市民の集いと憩いの場としての側面からの記事を書かせて頂きます。

中華系の人々の歴史の長さと心の拠り所である中華庭園

中華庭園、日本庭園、ラプラプ庭園という3つの庭園が公園内にあることもまた、リサール公園の大きな魅力で、暗さを感じさせない要因かもしれません。以下、中華庭園の写真を適当に掲載いたします。
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こんな具合に中華式のゲートがあって。

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庭園内には池があり。

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中華式の東屋があり。

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孔子像ももちろんあります。

大陸系、台湾系、その他という具合に、出自が異なると連携が難しい中国系の人たちですが、そんな異なる出自の幅広い中国系の人たちに共通に尊敬されている数少ない人物が孫文、魯迅、そしてこの孔子でしょう。

リサール公園内の中華庭園は、スペインの植民地支配よりも古くから続く中華系の人たちとフィリピンとの歴史的関わりの長さの象徴であり、今なおフィリピンで生きる中華系の人たちの、心の拠り所のような場所でもあります。

日本人の文化と心の拠り所である日本庭園

続いて、中華庭園からは徒歩5~6分のところにある、日本庭園の写真を以下、掲載します。
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こんな具合に鳥居や、神社の型式を真似た入口があり。

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中には池があって、日本橋もあります。

庭園の向こうに新築の高層ビルが見えるのはいかにも新興国のフィリピンならではです。

中華庭園と同様、この日本庭園も16世紀頃の朱印船貿易の時代から続く長い日比関係の中で在留の日本人たちが築いてきた文化の象徴であり、今なお企業の駐在その他でフィリピンに在留する約1万8000人の日本人にとっての、心の拠り所のような場所です。

先住民たちにとっての文化と心の拠り所であるラプラプ庭園

続いて、日本庭園からさらに徒歩5~6分のところにある、ラプラプ庭園の写真を以下、掲載します。
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建っている家はいかにも先住民の文化らしき雰囲気のもので。

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木々や池の雰囲気も、先住民の生活スタイルを意識したのでしょうか、明らかに中華庭園や日本庭園とは雰囲気が違います。

植民地初期にスペイン軍を打ち破り、マゼランを戦死にまで追いやったラプラプにまつわるこの庭園は、フィリピンの先住民たちにとっての文化と歴史の象徴であり、心の拠り所と言えます。

リサール公園はフィリピンの持つ文化の奥深さを感じられる場所

日本、中華系、先住民いずれの関係を見ても、過去には決して良好的なことばかりだったとは言えないフィリピン。ですがいずれの文化も、長い歴史の中で確かにフィリピンに根を降ろしているように見えます。

このリサール公園はそうした、短期的な衝突・反発を超えて変遷・融合した文化というものに想いを馳せられる場所であり、フィリピンという国が持つ、文化の奥深さを感じられるような場所です。

フィリピンの未来を担う元気な子供たち

最後に、リサール公園で出会った子供たち(恐らく姉妹でしょうか)の写真を2枚掲載いたします。
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まだ10歳になるかならないかの幼い女の子たちですが、どちらもかなりの美人さんです。とても元気溌剌とした子供たちなのですが、カメラを向けたせいかちょっと照れたような、戸惑ったような表情をしています。将来は紛れもなく魅力的な女性になりそうです。

どんな国や土地であれ、子供たちの無邪気で元気な姿を見るととてもほっとします。この子たちの元気な姿は、フィリピンの市井の人たちが持つ心からの笑いの象徴とも言えるものでしょう。子供は国の希望だとよく言われますが、この子たちにはこれからもずっと元気に幸せな人生を送ってほしいものです。

関連記事

リサール公園に関する他の見所に関しては、下記の記事も併せてご参照ください。

国民的英雄ホセ・リサールが処刑された場所―フィリピン・マニラ/リサール公園①
国民的英雄ホセ・リサールが処刑された場所―フィリピン・マニラ/リサール公園②
世界の猫スポット―フィリピン・マニラ/リサール公園①
世界の猫スポット―フィリピン・マニラ/リサール公園②

入場料

リサール公園は無料。中華庭園、日本庭園、ラプラプ庭園への入場は5ペソ。

開園時間

7時~22時。無休。

アクセス

高架鉄道Line1のU.N.アベニュー駅から徒歩7~8分。

周辺地図

 
 

(参考に)フィリピンの各種情報

 

航空券

 

東京(羽田or成田)~マニラまで直行便で約4~5時間。航空運賃は5万円~6万円。航空会社はフィリピン航空が殆どです。JALやANAの直行便もありますが、便数が少なく、航空運賃が最低1万円~2万円はフィリピン航空より高くなります。関空、福岡などからも直行便があります。

 

時間は直行便よりかかるものの、香港経由のキャセイパシフィック航空や、ソウル経由の大韓航空など、航空会社によってはフィリピン航空の直行便より5千円~1万円ほど安くなるものもあります。GW休暇や盆休みなどの連休には航空運賃が跳ね上がることもあるのでご注意。

 

詳しくは、HISやスカイチケット、エクスペディアなどで航空券の検索を。
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ビザ

 

30日間以内の滞在であればビザは不要です。31日以上滞在する場合、59日間有効のツーリストビザを取得でき、1回目は29日まで、2回目以降は1か月ごとの延長申請が可能です。詳しくは在日フィリピン大使館などでご確認を。

 

 

言語

 

公用語は英語とタガログ語。フィリピンはアジアで一番英語の通用度が高い国です。100以上の民族から成る多民族国家なため、タガログ語も含めて全国で80前後の言語が使われています。

 

 

通貨

 

1フィリピノ・ペソが2~3円程度に相当。

 

 

時差

 

日本よりマイナス1時間。

 

 

宿泊施設

 

ドミトリー等を使えば1泊1000円~2000円代でも宿泊可能。ゲストハウスなどの低価格のホテルが1泊3000円~4000円、設備のそこそこ整った中級以上のホテルだと1泊最低4000円以上はかかります。

 

フィリピンは物価が安いため、安価な宿泊施設がマニラの中心部でも多数あります。

 

ホテルの条件(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、目的地へのアクセス、朝食の有無等)をよくご確認ください。特に、フィリピンは常夏の国なので、エアコンと冷蔵庫は必須と言えます。夏季や冬季の長期休暇は宿泊費が高騰しがちなので、その点も併せてご留意ください。

 

詳しくはエクスペディアやBooking.com、トリップアドバイザー等で検索を。
リアルタイム空室確認が分かりやすい!エクスペディアの海外ホテル
海外ホテル検索、Booking.com
TripAdvisor (トリップアドバイザー)