こんばんは。前回までと同様フィリピンについて。今回は前回と同じイントラムロスについて、スペイン植民地首府の舞台ともなった、要塞都市としての観点からの記事を書かせて頂こうと思います。

イントラムロスの軍事的中心となったサンチャゴ要塞

スペインによる植民地支配が本格化した1571年以降、教会と要塞、スペイン政府関係の庁舎を中心とする植民地首府となったのがイントラムロスであり、軍事的にその中心となったのがサンチャゴ要塞になります。

以下、サンチャゴ要塞の写真を掲載いたします。

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日本の城と雰囲気は異なるものの、堀の周りに城壁が張り巡らされており、いかにも城壁都市といった感じです。

外界から隔絶されたスペイン人だけの街でも戦火は防げず

1571年から3世紀にかけて、スペイン人とスペイン系メスティーソ(白人と原住民の混血)だけの街で、原住民はもちろん、中国人や日本人のような外国人も、イントラムロス内に住むことが許されませんでした。7つある門は夜になると全て閉鎖され、外界から完全に孤立した存在でした。

城壁が張り巡らされ、厳重に隔離されたイントラムロスですが、それでも度重なる原住民の反乱に悩まされ、イギリス軍に占領され、戦火を交えたこともありました。

サンチャゴ要塞内に残された多数の大砲と砲弾

度重なる戦火に見舞われてきた要塞なだけあって、要塞内には大砲や砲弾が多数残されています。
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コレヒドール島に設置された日本軍や米軍の大砲に比べると、長い年月が経ったせいか、かなり古びていてもう使い物になりそうにありません。

戦闘で破壊された多数の建物

サンチャゴ要塞内には、戦闘で破壊されたと思しき建物、あるいは戦後に再建されたと思しき建物も多数あります。
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建物の壁に無数の弾痕が残っていることがはっきり見て取れます。

サンチャゴ要塞以外にも多数あるスペイン軍の要塞や大砲

イントラムロス内にはサンチャゴ要塞以外にも、スペイン植民地時代に築かれた要塞や、スペイン軍の大砲などが多数あります。

以下はスペイン軍の別の要塞の写真。
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上から眺めると以下のような感じで、なかなか壮観な眺めです。
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石造りがよくできていて、いかにもスペインの砦という感じです。

続いて、以下は工科大学付近の別の城壁にあるスペイン軍の大砲です。
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大砲も台座もかなり古びていて、観光向けのスポットにする以外はもう使い道がなさそうです。

また、以下は上の要塞とは別の、独立運動と革命を記念する庭園に設置された大砲です。
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こちらの大砲もやはりもうかなり古びています。

スペイン植民地時代にタイムスリップしたようなイントラムロス

かつてはスペイン人とスペイン系のメスティーソだけの隔絶された街が、今やフィリピン人の街になり、植民地首府としてフィリピン人を抑圧していた要塞や大砲が今では観光名所となっているのですから、本当に文化というのは不思議なものです。

他のフィリピンの都市とはかなり趣が異なる、スペイン植民地支配下に置かれたフィリピンの街並みを知るうえで、イントラムロスは打って付けの場所です。何世紀も前にタイムスリップしたかのような感覚を味わえますので、マニラに行かれた際には、是非一度は訪れてみてください。

入場料

サンチャゴ要塞への入場料は75ペソ。他の要塞については現地で要確認。

開園時間

サンチャゴ要塞は8時~18時。無休。他の要塞については現地で要確認。

アクセス

サンチャゴ要塞にはリサール公園からトライシクルで10分ほど。イントラムロス内はかなり広く、複数の見所を徒歩で回るのは至難の業なので、トライシクルを利用して見所を効率よく回られることをお勧めします。トライシクル料金は最低でも40ペソ、時間と見所を踏まえて運転手と要交渉。

限られた時間で複数の見所を回るにはベルトラで

非常に時間が限られている中でイントラムロス内の複数の見所を回られたい方には、ベルトラの現地発ツアーの参加がお勧めです。ホテルへの送迎がありますし、何より日本語で申し込んで日本語のツアーに参加できるので、とても安心感があります。ただし、ツアー時間が半日と短いため、1つ1つの見所の見学に費やせる時間は少ないという欠点があります。下記リンクよりご検索・ご予約ください。
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ベルトラの現地発オプショナルツアーのメリットとデメリットに関しましては、ブログ内の下記の別記事をご参照ください。
現地発オプショナルツアーの適度な活用について

周辺地図

 
 

(参考に)フィリピンの各種情報

 

航空券

 

東京(羽田or成田)~マニラまで直行便で約4~5時間。航空運賃は5万円~6万円。航空会社はフィリピン航空が殆どです。JALやANAの直行便もありますが、便数が少なく、航空運賃が最低1万円~2万円はフィリピン航空より高くなります。関空、福岡などからも直行便があります。

 

時間は直行便よりかかるものの、香港経由のキャセイパシフィック航空や、ソウル経由の大韓航空など、航空会社によってはフィリピン航空の直行便より5千円~1万円ほど安くなるものもあります。GW休暇や盆休みなどの連休には航空運賃が跳ね上がることもあるのでご注意。

 

詳しくは、HISやスカイチケット、エクスペディアなどで航空券の検索を。
海外旅行はエイチ・アイ・エス

海外格安航空券を探すなら スカイチケット!

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ビザ

 

30日間以内の滞在であればビザは不要です。31日以上滞在する場合、59日間有効のツーリストビザを取得でき、1回目は29日まで、2回目以降は1か月ごとの延長申請が可能です。詳しくは在日フィリピン大使館などでご確認を。

 

 

言語

 

公用語は英語とタガログ語。フィリピンはアジアで一番英語の通用度が高い国です。100以上の民族から成る多民族国家なため、タガログ語も含めて全国で80前後の言語が使われています。

 

 

通貨

 

1フィリピノ・ペソが2~3円程度に相当。

 

 

時差

 

日本よりマイナス1時間。

 

 

宿泊施設

 

ドミトリー等を使えば1泊1000円~2000円代でも宿泊可能。ゲストハウスなどの低価格のホテルが1泊3000円~4000円、設備のそこそこ整った中級以上のホテルだと1泊最低4000円以上はかかります。

 

フィリピンは物価が安いため、安価な宿泊施設がマニラの中心部でも多数あります。

 

ホテルの条件(Wi-Fi、冷蔵庫、エアコン、目的地へのアクセス、朝食の有無等)をよくご確認ください。特に、フィリピンは常夏の国なので、エアコンと冷蔵庫は必須と言えます。夏季や冬季の長期休暇は宿泊費が高騰しがちなので、その点も併せてご留意ください。

 

詳しくはエクスペディアやBooking.com、トリップアドバイザー等で検索を。
リアルタイム空室確認が分かりやすい!エクスペディアの海外ホテル
海外ホテル検索、Booking.com
TripAdvisor (トリップアドバイザー)