おはようございます。今回からしばらく、南の島国フィリピンの記事を書かせて頂こうと思います。今回の記事はマニラで最大の規模を持つバクララン市場について。

商品の規模も人々の活気も日本にはないバクララン市場

フィリピンの最大の魅力は、人々が皆明るく、人懐こくて生き生きとしていること、そしてお互いに助け合って生きていることです。今回の記事で紹介させて頂くマニラのバクララン市場は、まさにそんなフィリピンの光、魅力を象徴する場所だと言えます。

P9180112
歩道橋の上から撮影したマニラのバクララン市場です。

訪れた第一印象は、何という活気だろうかということでした。規模の大きさと言い人々の活気と言い、日本では同様の市場は正直思い浮かべることはできません。また売られている商品がなんと豊富なことか。

P9180056

P9180054

P9180077
こんな具合にカラフルでおしゃれな衣服がたくさんあるかと思えば。

P9180050

P9180052

P9180073
新鮮な果物や食料も豊富にあります。

P9180057

P9180074

P9180072
アクセサリーや雑貨も豊富にあります。

P9180048
子供向けの玩具や風船も売られています。背後にあるのはバクララン教会です。

P9180049
ポケモンのピカチューはすごい人気です。

P9180051

P9180069

P9180066
行き交う人や車の数もすごいですが、市場の通りをジプニー(かつての米軍のジープを転用した乗り合いバス)が通り抜けていくのはフィリピンならではです。

低所得層の人たちの助け合いの場としての市場

市場では、低所得層の人たちが安価で商品を購入できるだけでなく、露店で働く人たち、商品を売る人たちもまた低所得層の人たちで、露店での仕事や、日々の食事を働きながら分かち合っていることが多い。概して市場というのは低所得層の人たちの生活の場であると同時に、助け合いの場であり、心の拠り所であると言えます。

市場に活気があるのは、そこで働く人々に明るさや笑顔があるからであり、そうした明るさや笑顔は、市場や教会のような、助け合いの場、心の拠り所によってもたらされていると言えます。

上の写真はいずれも午前中の光景ですが、夕方に再度訪れても、活気は全く衰えていませんでした。
P9180111
本当になんという活気だろうかと改めて思います。

フィリピンの貧困者同士の助け合いの場としてのキリスト教会

貧困者同士が助け合う仕組みとしてフィリピンで最も大きな仕組みが、市場と並んで、キリスト教会になります。

フィリピンの国民は90%以上がキリスト教徒であり、仏教徒が多数派を占める国の多い東南アジア地域でフィリピンはかなり特殊な国になります。富裕層も貧困層も教会で熱心に祈りを捧げ、タクシーやジプニーでは必ずと言って良いほど十字架のペンダントがバックミラーからぶら下げられ、運転手は教会の前を通ると必ず十字を切る。

そんな光景を見るたび、この国の人たちのキリスト教徒としての敬虔さを感じずにいられませんが、貧困者同士が助け合う仕組みが作られるという点では、仏教が多数派の他の東南アジア諸国と同じかもしれません。

市場のすぐ近くにあるバクララン教会

そんなキリスト教の国らしく、市場のすぐ近くに教会があるのもフィリピンならではです。
P9180058
先のピカチュー風船の写真では塔だけが写っていたバクララン教会です。日曜のせいか余計に訪れる人が多い。

P9180060
内部がなんと広く、そしてまた礼拝に来ている人たちのなんと多いことか。広さや信者の多さもさることながら、内部のあちこちにテレビカメラが取り付けられているのがかなり斬新な印象を受けます。

P9180062

P9180065
教会の傍には記念館やイベント館もあります。

貧困者たちの夜の寝場所の役割も兼ねるバクララン教会

実はこのバクララン教会は、貧困者たちの寝場所という役割も担っています。夜になって信者たちが帰ると、貧困者たちが長椅子に座って眠りにつきます。

夜間は公衆便所が閉鎖され、木の椅子も硬くて寝心地が悪く、朝4時には警備員に起こされたりと、とても安眠できる環境とは言えませんが、それでも貧困者たちの拠り所となっていることだけは確かです。

東南アジアでも突出した貧困者の多さがフィリピンの闇だとすれば、こうした貧困者の拠り所、そして貧困者同士が助け合う仕組みは、フィリピンの光と言えます。

マニラに来られた際には、是非バクララン市場とバクララン教会を訪れて、日本人でも大いに学ぶところのあるフィリピンの光の部分について、想いを馳せてみてください。

入場料

市場に入場するだけであれば無料。商品の購入価格は現地で要確認。

開園時間

24時間可。無休。

アクセス

高架鉄道Line1のバクララン駅から徒歩5~6分。

周辺地図

(参考に)フィリピンの各種情報

■航空券
東京(羽田or成田)~マニラまで直行便で約4~5時間。航空運賃は5万円~6万円。航空会社はフィリピン航空が殆どです。JALやANAの直行便もありますが、便数が少なく、航空運賃が最低1万円~2万円はフィリピン航空より高くなります。関空、福岡などからも直行便があります。

時間は直行便よりかかるものの、香港経由のキャセイパシフィック航空や、ソウル経由の大韓航空など、航空会社によってはフィリピン航空の直行便より5千円~1万円ほど安くなるものもあります。

GW休暇や盆休みなどの連休には航空運賃が跳ね上がることもあるのでご注意。
詳しくは、HISやエクスペディアで航空券の検索を。
海外旅行はエイチ・アイ・エス

【航空券+ホテル】海外旅行エクスペディア★パッケージツアー

■ビザ
30日間以内の滞在であればビザは不要です。31日以上滞在する場合、59日間有効のツーリストビザを取得でき、1回目は29日まで、2回目以降は1か月ごとの延長申請が可能です。詳しくは在日フィリピン大使館などでご確認を。

■言語
公用語は英語とタガログ語。フィリピンはアジアで一番英語の通用度が高い国です。100以上の民族から成る多民族国家なため、タガログ語も含めて全国で80前後の言語が使われています。

■通貨
1フィリピノ・ペソが2~3円程度に相当。

■時差
日本よりマイナス1時間。

■宿泊施設
ドミトリー等を使えば1泊1000円~2000円代でも宿泊可能。ゲストハウスなどの低価格のホテルが1泊3000円~4000円、設備のそこそこ整った中級以上のホテルだと1泊最低4000円以上はかかります。詳しくはエクスペディアで検索を。
リアルタイム空室確認が分かりやすい!エクスペディアの海外ホテル